2011年3月21日月曜日

ロンドン4日目:まだまだ続くよアート三昧編

今日は雨降り。
雨降って、地固まって、春が来る!

旅日記も雨の日からリスタート。

---2月19日---
雨降りの多いロンドン。日本から持ってきた軽量折り畳み傘大活躍。
ポートベローのマーケットに行く予定を変更して、
テートブリテン、テートモダンへレッツゴー。

テートギャラリーはナショナルギャラリーの分館としてopenし、
その後テートブリテン、テートモダンに分かれたのであります。

ざっくり分別すると、ブリテンは近代美術、モダンは現代美術。
午前中はテートブリテン。
展示室に足を踏み入れると、向かいの壁にウォーターハウスの『オフィーリア』(アンディのモジャ頭の上)!
左上に見切れているのが、ワッツの『希望』!
ウォーターハウスの右下(体で隠れている部分)にあの、ミレイの『オフィーリア』!

鼻血出そう...。
入った瞬間ギャーギャー騒ぐ私に苦笑いの母。

ミレイの代表作、『オフィーリア』。
思ったより彩度が高かったのが印象的。

みてくださいな、この表情。
ミレイは実際にモデルをバスタブに浮かべて描き、風邪をひかせてしまい、モデルの父親から告発されてしまったそう。

昨日のナショナル.G にあるルドン作のオフィーリアを入れて、
(私の中の)“3大オフィーリア”既に制覇。
いやぁ、まいったね、こりゃ。

そしてそして!ここで一番お会いしたかった作品。
サージェントの『カーネーション、ユリ、ユリ、バラ』
ひゃ~、コレほんと大好き、素敵すぎる!
これを見ただけでも、ロンドン来た甲斐あります♪
思ったより大きい。

ウィリアムブレイクのコレクションも充実していてよかった。
気に入ったものの中から『piedad』。

そして午後からテートモダンへ。

モダンは比較的最近の2000年オープン。
発電所を改造したので建物自体がオモシロく、規模もデッカい。

エントランス付近の工事をしていた壁面にもアート♪

前衛アートは難しい。
私にはまだレベルが高くて、理解できないものが多い。

なんなんですか、あなたいったい…。

テートモダンの中では、古い時代の人たち、モディリアニ、モンドリアン、キリコ、ミロなんかは見ていてホッとする。

あ、あとピカソのドローイングが良かった!いい絵には吸引力がある。

作品見ながら一心不乱にスケッチする未来のアーティスト。
こっちの子供はみんな天使のよう☆

不思議なもんで、ここにあるとモネやセザンヌもモダンに見える。
ルソーのお花。パッと見、マティスかと思った。
「テーブル下部の空間の取り方がタダモノじゃない」とアンディ。
確かに。

連日のハードスケジュールに、母テートモダンで爆睡の図(笑)。

4 件のコメント:

  1. ミレイの「オフィーリア」。名前とかようわからんのだが
    この絵は凄いよね。お水が、質感がそこにあるみたいで。
    生で見たいなぁ。

    未来のちびっこアーティストかわいい!癒されました。
    シメに母さん、コボケありがとう!\(o ̄▽ ̄o)/

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  2. ★にぼしさん
    でしょでしょ。
    ミレイの作品の中でこの「オフィーリア」は別格です♪
    この絵がなかったら、ここまで有名になってないだろうな。

    こんなblogで少しでも和んでいただけて、本当に良かったです。
    ありがとうございます☆

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  3. 仲良く肩組みをして歩く2人。ローカルアベックかと思ったくらい素敵・・・。お母さんのお昼寝もオブジェの作品と思うほどの完成度・・・。素敵ファミリーだぞ。

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  4. ★NA/25ちゃん
    アハハ!母オブジェ。
    テートモダンが困るほどに前衛的。

    ローカルアベックかぁ♪...
    ウフフフフ、エヘへへへへ

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