2010年11月15日月曜日

芸術のあ〜き〜♪

昨日は西洋美術館の常設展
学校の仲良しさんと。

古典から近代まで、有名どころの画家の絵が、
思った以上にたくさんあって見応え十分。とっても楽しめました☆

ンマースホイの絵がいつでも見られるなんて、
知らなかった!

常設展がこんなにボリューム満点だとは全く知らず、
ペース配分に失敗、後半かなり集中力が切れてきた。
またゆっくり見に来よう♪

西洋美術館の前庭にいたロダンの考える人。
..考えてます、考えてます


続きまして、今日は横浜美術館の『ドガ展』
これも、私の“行っとかなきゃリスト”に載っていた展示。

バレリーナたち、入浴する女たち、肖像画たち...。
むむむ、ドガも良ーい!

たくさん描かれた素描も勉強になる。
しゃらしゃらっと描いてるんだけど、ほんと上手いんだなぁ。

左がドガ展のカタログ、右が西洋美術館常設展

ドガ展の表紙は傑作「エトワール」。初来日だそう。
ひと際輝いてましたよ。素晴らしかったです、うんうん。

最近は、見に行った展示のカタログをできるだけ購入するようにしてます。
が、2日続けての出費は痛い..。結構いいお値段するのよね。

☆おまけ☆
私の秘密兵器、オペラグラス。

プレゼントでいただいたもの♪
ピントを合わせる絞り付きで、すごく良く見えるのです!
いつも首からぶら下げて鑑賞してます。

日本の美術館では、あまり必要なく思えますが、
たまにのぞいて、超至近距離で絵を見てみると、
意外な発見があったり、なかったり...。

2010年11月3日水曜日

ゴッホ展 その2

自宅でマイケルジャクソンのDVDを見ていたら、
ふと先日その絵を見たばかりの、ゴッホが思い浮かびました。

波瀾万丈な人生、繊細な心、一途な性格、溢れる才能、そんなキーワードが2人の天才をリンクさせたのかな。

マイケルは幼少期からその才能を認められ、富と名声を得たけれど、
ゴッホは、37歳で亡くなるまで、たった1枚しか絵が売れなかった。
もし長生きしていたら、どんな絵を描いて、どのように画風が変化していったのだろう..

私がゴッホの絵の中で、一番好きな『花咲くアーモンドの小枝』

残念ながら、今回のゴッホ展には来ていませんでした。


一見梅にも見えるこの枝ぶりと花、ゴッホが浮世絵に影響を受け、日本に憧れていたのが伝わりますね。

最愛の弟テオ(ゴッホに画家になることを勧め、兄の才能と成功を信じ、精神面、金銭面でゴッホを支え続けた素晴らしいブラザー)に子供が生まれ、お祝いに描いたというこの絵。
テオは自分の息子に兄の名を付け、それをゴッホはとーっても喜んだそう。

その反面、テオに家族ができ、強い孤独感に襲われ、
自分への仕送りがなくなってしまうのではないか、と異常に不安を募らせていたそう。

この作品を描いたわずか半年後、ゴッホは自ら命を絶ちます。(そして、その半年後テオも病死。)

ちなみに、この絵、有名な耳切リ事件後に収容されていた精神病院で描かれているんですよ。

それなのに、それなのに..
びっくりしません?この穏やかさと安定感。

ゴッホぽくないこの1枚に、ゴッホがすごく詰まっている気がします。


☆おまけ☆
ゴッホ展の帰りにミュージアムショップで
アンディのおみやげに買ったゾウの木彫り。
ゴッホと全然関係ないけど。
しかもあんまり喜ばれなかった..。