2011年4月26日火曜日

パリ2日目:ルーブルンルン編

---2月25日---

いよいよです、いよいよですよ~♪
いよいよルーブル美術館なのであります!

まずエントランスのある中庭で浮かれ騒ぐ。

ピラミッド♪

ピラミッド♪

午前中なのにチケット売場には結構人が並んでます。
ロンドンの美術館はほとんど無料だけど、パリは基本有料。
ここで秘密兵器~♪
じゃん!『パリミュージアムパス』。
パリ市内&郊外60カ所の美術館フリーパスなので~す。
いちいちチケット売場に並ぶ必要なく(人気美術館は長蛇の列)、
「はよ入りたいー、ギー..」というイライラを解消♪コレかなりおすすめ。

ピラミッドの下。
地図見つつ、どこから攻めるか思案中。いざ出撃じゃー。

まず最初に出迎えてくれたのが『サモトラケのニケ』。
か、かっこいぃ…。古代芸術の傑作に早くもノックアウト。どうでもいいけど、いつも“サトモラケ”って言っちゃうのね。

やっぱりルーブルといばアレでしょ、アレ!
でた!
これが噂にきく『モナリザ』ですか~。さすが特別扱いですねぇ。
下の写真はモナリザ側から見た感じ。原画から離れているので細部はよく見えませんでした。まぁ、本物に会えたから良しとしますか。

まだありますよ、ダ•ヴィンチ!
左は最晩年の作品『洗礼者ヨハネ』。
ひときわ妖しい輝き放ってます。
右は『岩窟の聖母』。依頼主の教会から受取り拒否された問題作。で、しぶしぶ描き直したやつが、ナショナルGロンドンに。写真うまく撮れなかったな。

感動に打ち震えている(←大げさ)私をよそに、
アンディは「ねぇ、写真撮って撮って~、この人の真似~」だそうです。
カラバッジョに謝んなさい。

次から次へと出てく名画に、あわわ、あわあわ、とやっぱり興奮しっぱなし。シナプスが限界に達し、ルーブル内のカフェでブレイクタイム☆
フランス語のメニュー解読に必死。

これも見たかった!(そんなんばっかり..)
レーニ作『ダビデとゴリアテ』。この少年美!ヤーラシーですね~。

あちこちに模写する人が。ルーブルで模写、贅沢だなぁ。

こちらは以前ブログにも取り上げた、ジェラール作『プシュケーとキューピッド』。ハァ..、本物に会えちゃうとはねぇ..。思えば遠くに来たもんだ。

金曜の今日は夜21:45までopen。時間を気にせずゆっくり鑑賞できるけど、照明をあまり明るくしないので、ちょっと見づらい。

ヨルーブル☆ビューティホ。

作品のピックアップに迷い過ぎて、結局何も紹介できんかった…。
復習編ありますので、そこでまた少し紹介しますね。

やっぱ世界のルーブルはすごかったわい…。

2011年4月19日火曜日

サボテンテン

旅日記の途中ですがちょっと中休憩☆
最近描いた絵です。
【城川のサボテン】

ロンドン•パリを旅して、帰国一番に描いたのが、地元・愛媛のばあちゃんちで見たサボテン...(汗

初夏のさわやかなサボテンだったはずなのですが、こんな暗い感じに。
計画通り!  ..ほんとに?

2011年4月13日水曜日

パリ1日目:国境越えてラララ編

---2月24日---
早めに朝食取って、チェックアウト。いよいよパリへ出発ぢゃ!
セントパンクラス駅からユーロスター乗りま~す。
セントパンクラスのすぐお隣は、ハリーポッターに出てくる“9と3/4番線”のキングスクロス駅。赤煉瓦が印象的☆ハリーとロンが飛び出してきそう。

レッツ乗車。

そして2時間ほど経過、腕時計を1時間早送って...
着きました、パリ北駅!フランス初上陸!!
アメリのワルツがリフレイン、ここでニノと出会うのだ☆
パリッパリッパリッー♪タータッタッタララー♪
あ、これはcobaだった。

ここからホテル着くまでが、ひと苦労だったのですよ〜。
メトロも、言葉も、道も、なーんにもわっからんちん。
でも通りすがりの親切なパリジャン達に助けてもらい(メルシィボクー☆)、どぉにか、やっとこさホテルに到着。

ホテルの階段。

重い荷物持って動き回ったのでヘトヘト。
中途半端な時間だし、今日は近所のパトロールだけ。

オペラ座前で。記念写真的なのもね、一応のっけとかないとね。

ロンドンと街の印象違うなぁ。
ロンドンは「デデコーン」で、パリは「ウフフーン」って感じ。分かる?

街の風景、パリっぽいと言われればパリっぽい、かな。

ルーブル下見。にしても、散歩でルーブル行ける距離ってすごくないか…。
うゥー… テンションなップ!!!
明日入っちゃるかんナ、待っとれヨ、コんニャロ!

夜のオペラ座☆ライトアップできらびやか。

ホテルそばのパサージュ(=ガラス屋根のちょっとしたショッピングアーケード)。
遅かったのでお店閉まってたけど、古本屋やおもちゃ屋など並んでておもしろそう。またゆっくり見にこよう♪

いきなりパリカフェはハードル高いので、夜ご飯はハードロックカフェで済ませたのでした(笑)。

頑張って覚えた数少ないフランス語
ボンジュー →【こんにちは】
ボンソワ 【こんばんわ】
メルシィ →【ありがとう】
シルブプレ →【お願いします】
オーボワ 【さようなら】

を駆使。これだけで何とかなっちゃうもんですね☆

慣れてくるとカフェやレストランで、
セトレボン →【おいしかったです】
をやたらと使いたがる(笑)。ちゃんと通じて「それはよかった!」的な反応いただきましたよ☆

芸術の都パリィ、堪能するじぇ!

2011年4月8日金曜日

ロンドン8日目:ラストミッション編

---2月23日---

ロンドン最終日は、ナショナルギャラリーへ復習に。
ちなみにアンディは自然史Mと科学Mへ、母はブラブラショッピングへ。

では、ロンドン3日目に紹介しきれなかったナショナルGのお宝をもう少し。

あまたあるヴィーナス主題の名画の中で、マイベストヴィーナスがこれ☆
べラスケス作「鏡のヴィーナス」
ヴィーナスの流れる体のラインと柔肌、鏡を持つ愛らしいキューピッドにウぅットリ。
この作品、謹厳・実直・生真面目な宮廷画家の異色の1枚。
ベラスケスが活躍した時代は、厳格なカトリックがスペインを支配してて、裸婦を描くのはもちろん御法度。
お仕事でスペインからイタリアに旅をしたときに、厳しい戒律や、閉鎖的な宮廷社会から解放され、ここぞとばかりに描いたヌード。
ヴィーナスを後ろ向きにし、鏡の中の顔をぼかした理由は、このモデルがイタリアで出会った愛人だったからとも。
ベラスケスの現存する裸婦画はこれ1枚だけなのです。

こちらはボッティチェリの『ヴィーナスとマルス』
この画家のヴィーナスを描いた有名な絵に『春』や『ヴィーナスの誕生』なんかがありますね。
夫がいながら、浮気し放題なヴィーナスの愛人の1人が、この戦の神マルス。
森の神ファウヌスたちがいたずらして起こそうとするも、お疲れマルスさんは爆睡。
愛と美の女神ヴィーナスだけが凶暴な軍神マルスを鎮める→愛は戦に勝る、という寓意画なのです。
ヴィーナスのしれっとした顔が可笑しい。愛ある限り世界は平和なのだ。

ルーベンスの作品も数多く所蔵。
個人的に好みじゃないんですが、これは抑えとかなくては。
『パリスの審判』
「最も美しい女神へ」と記された黄金のりんごを巡って、我こそはと3人の女神が美しさを争います。そこで判定を任されたのが青年パリスさん。
「もし私を選んでくれたら…」という条件で、3人の女神はそれぞれパリスを買収しようと(!)試みます。提示された賄賂は、ヘラが『世界の支配』、アテナが『すべての戦いでの勝利』、ヴィーナスが『最も美しい女』。
で、パリスのチョイスはヴィーナス(の賄賂『最も美しい女』)。
まさにりんごを中央のヴィーナスに手渡しているところが描かれてます。

んで、パリスがご褒美の「最も美しい女=ヘレネ」をヘレネの旦那から略奪した(与えられたんじゃ…)のが原因で、ご存知“トロイの木馬”のトロイア戦争が勃発するのでした~。

点描画に興味を持ったきっかけの1枚、スーラの『グランキャンのオック岬』。
「また会いに来くるからね~。」

お約束のダヴィンチにも挨拶しときましょ。『岩窟の聖母』。
「ルーヴルに相方見にいくよ。ダヴィンチ・コードね、ふふふのふ。」

何度見ても離れがたい作品ばかり。
次はいつ来れるかなぁ。

待ち合わせ場所に行くと、
母が何やら嬉しそうに戦利品を見せてきた。
Oh, Sushi ! ではないですかっ。
普通に美味しかった。

2011年4月2日土曜日

ロンドン7日目:グリングリン編

---2月22日---
世界遺産にも登録された王立植物園「キューガーデン」へまいります~。
行きの電車の中で、捨てられていた新聞を読む、地元人と化している人。
道きかれたり、オイスターカード(スイカみたいなもの)のチャージの仕方きかれたり、カメラの設定きかれたり、写真とらされたりしていた。

到着~、で、まずは熱帯植物の温室へ。
なんだかよく分からない派手な花がいっぱい。

この植物たち、虫捕まえるんですよ!

すごいでしょ、この木。食べられてしまいそう。

あたたかくなると花がたくさん咲いてキレイんだろうなぁ。
違う季節にも来てみたい♪

とにかく広いので、歩いて歩いて腹ペコペコ
園内のレストランでランチ。

いろんな鳥がたっくさんいましたよ。
草食べまくり。

こいつボス。貫禄あります。

何か来る!

はしゃぐ母。私より元気。

なんだコレ!と思って見ると、人の手による植物アート作品でした。
ですよねぇ。

敷地内にあるボタニカルアートギャラリー。
ここまでびっちり並べられると、ひとつひとつ見る気が失せる。

真剣におみやげ探し☆いろいろあって迷う~。

ここからアンディはまた大英博物館へ、クローズまで1時間もないのにタフやねぇ。