2011年3月31日木曜日

ロンドン6日目:デルモデル編

---2月21日---
コベント•ガーデンにやってまいりました♪
お店やレストランが集まった賑やかな観光スポット。

お目当ては毎週月曜日に開催されるアンティークマーケット。
いざ、掘り出すぜ!

じっっっっっくり選んだブローチたち。
上の緑が自分用。残りの3つは母と叔母に。
4つで£10(約1300円)、安っ!

アンディもこれまたレトロなストールで、古き良き小棚を物色。

「3つ買うから安くして~」
「しょうがないなぁ、ちょっとだけね。」交渉成立♪

わっ!黒犬いっぱい!

と思ったらショップの撮影でした。
モデルさんキレーイ☆

フィシュ&チップス食べとくでしょ~。
The Rock & Sole Plaice」というお店。
植物油で揚げてるからしつこくなくて、うんたらかんたらと観光本に書いてあったので行ってみたら、大当たり☆
衣はサクサクでジューシー、魚はフワっ。今まで食べたフィシュ&チップスのなかでナンバー1かも♪

コベントからすぐのサマセットハウス内にあるコートールドギャラリーに。小規模ながら粒ぞろいの名画が揃ってます。
ロンドンでは珍しく入場料を取る美術館ですが、月曜日は14時までに入ると無料なのだ、急げっ。

こんな素敵なランプ持った人がいましたよ☆
「ようこそ、お入りなさいませ。」

目玉のひとつ、マネ。

と、
ドガの踊り子だっていますぜ。
(↑ギャラリーフェイク『二つの相続』参照)

ここで、1番お会いしたかったスーラの『化粧する女』!
じぃ~…。近いです、近いです。

ジ•ジ•ジ•ジ•じぃ~…。近過ぎます。

私目線。テンテテテーン、テンテンテーン。
ちなみにモデルはスーラの恋人だそうですが、もうちょっとキレイに描いてあげてもよかったんじゃない?!

ちょうどロンドンはファッションウィークで、
サマセットハウス内の仮設テントでショーをしていたらしく、
モデルさんや、エディターっぽい人や、カメラマンがわらわらいました。

撮る人と、撮られる人を、撮る、撮る、撮る。

日が暮れてきたというのに、アンディはまた大英博物館へ。好きやねぇ。

2011年3月26日土曜日

ロンドン5日目:ちょっと休憩編

先日9日ぶりに救出された90歳のおばあちゃんとお孫さん。
高校生の男の子は将来「芸術家」になりたいんだって!
なんだか..、なんだか、なんだかグゥッッときた。

旅日記5日目、連日続くミュージアム巡りはひとやすみ。

---2月20日---
今日もはりきって午前中から行動開始。
リバプール駅そばのオールドスピタルフィールズマーケットへ。

駅前の地図で場所を確認しながら。

到着~。
そして物色~。

革かばんget!
ポストマンのようなシンプルデザインが好み。サイズもちょうどいい☆
値切ってナンボのマーケット、£50→£45(約5850円)で。
よくよく見ると、チャックが壊れていたり、革から毛が生えていたり!(←ピンセットで抜いている)、革クサかったり、と多少難ありですが、すっかり愛着湧いてます♪

こちらのストールで購入。
あ、右スミにもじゃもじゃカメラ小僧発見。今気づいた。

別ストールで母も肩かけバックを£10(約1300円)で購入。
いい買い物ができて良かった良かった♪

地下鉄で移動中。
こっちで地下鉄はSubwayではなくUnderground.
ロンドン子は親しみをこめてTubeと呼びます。
顔に疲れが出てますね~。

ハイドパークをつっきってホテルに帰ろう☆
こっちの公園には、リスくんたちがウロチョロしてます。
キミたち、冬眠はしないの?

ロンドン・パリで、そこらじゅうにある木には、
ボンボンみたいのがいっぱいついてて私のお気に入り。
なんてゆう木か知らないけれど、とにかく、そこらじゅうにはえているのです☆

空模様がロンドンぽいなぁ。

ここで、元気なアンディは科学博物館へ。
私と母はホテルでお昼寝したり、近くのセンズベリー(スーパー)で買い出ししたり、のぉんびり。

コインランドリーでお洗濯。学生時代を思い出す。

夜は日本の味が恋しくなって、母が持ってきたカップ麺を3人ですすったり。落ちつくわン。

2011年3月21日月曜日

ロンドン4日目:まだまだ続くよアート三昧編

今日は雨降り。
雨降って、地固まって、春が来る!

旅日記も雨の日からリスタート。

---2月19日---
雨降りの多いロンドン。日本から持ってきた軽量折り畳み傘大活躍。
ポートベローのマーケットに行く予定を変更して、
テートブリテン、テートモダンへレッツゴー。

テートギャラリーはナショナルギャラリーの分館としてopenし、
その後テートブリテン、テートモダンに分かれたのであります。

ざっくり分別すると、ブリテンは近代美術、モダンは現代美術。
午前中はテートブリテン。
展示室に足を踏み入れると、向かいの壁にウォーターハウスの『オフィーリア』(アンディのモジャ頭の上)!
左上に見切れているのが、ワッツの『希望』!
ウォーターハウスの右下(体で隠れている部分)にあの、ミレイの『オフィーリア』!

鼻血出そう...。
入った瞬間ギャーギャー騒ぐ私に苦笑いの母。

ミレイの代表作、『オフィーリア』。
思ったより彩度が高かったのが印象的。

みてくださいな、この表情。
ミレイは実際にモデルをバスタブに浮かべて描き、風邪をひかせてしまい、モデルの父親から告発されてしまったそう。

昨日のナショナル.G にあるルドン作のオフィーリアを入れて、
(私の中の)“3大オフィーリア”既に制覇。
いやぁ、まいったね、こりゃ。

そしてそして!ここで一番お会いしたかった作品。
サージェントの『カーネーション、ユリ、ユリ、バラ』
ひゃ~、コレほんと大好き、素敵すぎる!
これを見ただけでも、ロンドン来た甲斐あります♪
思ったより大きい。

ウィリアムブレイクのコレクションも充実していてよかった。
気に入ったものの中から『piedad』。

そして午後からテートモダンへ。

モダンは比較的最近の2000年オープン。
発電所を改造したので建物自体がオモシロく、規模もデッカい。

エントランス付近の工事をしていた壁面にもアート♪

前衛アートは難しい。
私にはまだレベルが高くて、理解できないものが多い。

なんなんですか、あなたいったい…。

テートモダンの中では、古い時代の人たち、モディリアニ、モンドリアン、キリコ、ミロなんかは見ていてホッとする。

あ、あとピカソのドローイングが良かった!いい絵には吸引力がある。

作品見ながら一心不乱にスケッチする未来のアーティスト。
こっちの子供はみんな天使のよう☆

不思議なもんで、ここにあるとモネやセザンヌもモダンに見える。
ルソーのお花。パッと見、マティスかと思った。
「テーブル下部の空間の取り方がタダモノじゃない」とアンディ。
確かに。

連日のハードスケジュールに、母テートモダンで爆睡の図(笑)。

2011年3月19日土曜日

地震3

ここ2、3日すれ違う人達の顔が落ち着いてきたような...。

自分の心の投影かもしれないけど。
顔、体、心、ずっと強ばってましたからー。

みんな自分のペース取り戻しつつあるんだな。
何をするにも、まずそこからやもんね。

今日はアンディと谷中をぶらぶら散歩。
久々にリラックス。
ポカポカいい天気。
春はちゃんとくるんよね。

次から旅ブログ更新していきますんで、
息抜きにどうぞね〜。

2011年3月13日日曜日

地震 2

こんなにも地震の被害が大きくなるとは...、TVを見ては愕然と。

あまりにも非日常的な出来事で、感情の振れ幅が大きくなってますが、これから長期戦。
落ち着いて、平常心・平常心。

情報が入り乱れていますが、「節電」「節水」、今自分が出来る事から。
こんなときこそ、食べられる人は、しっかり食べて、力をつけてください。

地震が起きて、携帯・メールが繋がらないときに、ツイッターだけは使えたそう。
なんと頼もしい!早速余震に備えて登録。

まだ、M7以上の余震が、70%の確率で3日以内にくるとTVでいってます。
重いもの、割れ物はできるだけ低い場所に。
軽くヒモをかけとくだけでも、全然違います。 


2011年3月12日土曜日

地震

怖かった!
生まれてはじめて、地震であんな怖い思いしたかも。

心配して連絡をくれたみなさま、本当にありがとうございます。
私もアンディも無事です。

自宅に帰ると、文字通り足の踏み場がなく、いろんなものが散乱してましたが、
今は、なんとか片付けも一段落して、アンディの壊れたおもちゃの修復もほぼ完了。

まだ、余震も続いているので、みなさま十分気をつけてください。

現在行方が分からない方、1人でも多くの方が無事でありますように。
被災された地域の方々が、1日でも早く安心な生活が送れますように。

2011年3月10日木曜日

ロンドン3日目:歩く、歩く、歩くロンドン編

---2月18日---
ホテルの朝食。クロワッサンが絶品で、毎朝そればっかり。

この旅で、美味しいものをたくさんいただきましたよ。
アンディは5kg増!高速がっつき3連発(笑)。そりゃ体重増えるわ。

さて、この日午前中は、ロココ絵画中心のウォレスコレクションへ。

こちらの目玉、フラゴナールの『ぶらんこ』。
ぶらんこに乗って、愛人とこっそり戯れる貴婦人、スカートの中をのぞく若い愛人、何も知らず後ろでブランコを押す夫、
不道徳でちょっとバカっぽいですが、美しい絵。

笑顔の肖像画家、フランス・ハルスの代表作「微笑む騎士」に見入る。じぃ~…。

私目線。

午後はロンドンを代表する美術館、ナショナルギャラリーへ。
ナショナル.G 前にあるトラガルファー広場でパチリ。

噴水アップ。水ドドドー。向こう側はナショナル.G の正面。

今まで、ほとんど印象派以降の部屋しか見てなかったので、今回は全部屋じっくり見るぞ~。ド•メジャー級のいい絵ばかり揃えているのに、もったいないことしてたなぁ。

膨大なコレクションの中でも、私の心をカキーンと打ったのがレンブラント。彼の絵は語る。
レンブラント、あんたやっぱり天才だよ、いい仕事見せてもらったよ。
肖像画も1級品揃いですが、これも良かった『水浴する女』。思ったより小さめ。 
な「レンブラントから天啓もらった」
ア「レンブラント何て言ってた?」
な「(声色変えて)『あとは任せた』」
ア「…。」
なんて、しょーもない会話をしつつ。
旅行中いろんなミュージアムで、レンブラントにお目にかかったけど、ここのが一番良かったな。上野でも、これからレンブラント展ありますね、行かねば。

好きになったといえば、ルノアール。
いや、やっぱり今も好きじゃないけど、ここで1点だけすっごーく惹かれた絵が。
ルノアールお得意の幸せ〜な人物ではなく、お花。


グラジオラスの赤とルノアールのシャシャッ、フワッのタッチの甘さを、
背景の暗緑黒が抑えて絶妙のバランス!『Gladioli in a Vase』。
お隣部屋の人気者、‘ゴッホのひまわりより長時間眺めてました。
他でもルノアールの花を気をつけて見たけど、これほど気に入ったものには会えませんでした。

ロンドンではポートレート.Gとナショナル.Gが撮影禁止。残念。
まぁ、逆に写真撮り放題の美術館ってほうが、スゴイ。
日本じゃ、なかなかこうはいかない。

夜は豪華なリブステーキ!美味しかった♪けど太るよなぁ。

歩き過ぎて、既にいくつか足にマメが。
毎朝絆創膏をペタペタ貼るのが日課に。

2011年3月9日水曜日

ロンドン2日目:処理編

---2月17日---
今回の旅の一番の目的はなんといっても美術館巡り。
私の興味は主に平面絵画。
アンディは立体だったり、造形物だったり、博物館系。
母はな~んでもいいよ、って感じ。

ということで今日はアンディが行きたい博物館にぜ~んぶ行きます♪

というと、最初に処理しとくって感じやね..、と言われた。
バレたか。

昨日はずいぶん早く寝たので、みんな4時起き(笑)。
7時から朝ご飯食べて、早々に出発!
母、キョロキョロ。

自然史博物館が開館する10時まで、ハイドパークで散歩。
あちこちに犬を連れて散歩している人たちが。
ワンコと戯れる。

馬も相変わらず道路走ってましたよ。

処理開始。
まず自然史博物館とそのお隣の科学博物館へ。
アンディ「ヤバい、ヤバい」の連発。
それぞれのミュージアムでご満悦の1枚。

じっくり見たいアンディをなだめすかして大英博物館へ。

ロンドン最終日まで、少しでも時間があれば、この3つの博物館に通いつめたアンディ。
閉館ギリギリまで粘っては、「see you tomorrow」と追い出され、そしてホントに次の日やってくる、という攻防戦を繰り広げました。

結局この日は念願の大英博物館ではしゃぐアンディを置いて、
遅くまでやっているナショナルポートレートギャラリーへ。
こちらは肖像画ばかりを集めたユニークな美術館。
中世後半から現代の偉人・著名人の肖像画を幅広く所蔵。
やっぱり、『絵』っていいわぁ。

ポールマッカートニーの肖像画。

肖像画っぽくないけど、私が一番気に入った1枚。
この画像で見るとちょっと違うのだけど、色使いが気に入りました。

今回の旅のおとも。指が出せる手袋。
これでわざわざ手袋を脱がずに、カメラぱしゃぱしゃ撮れるのです。
てんとうむしのアップリケ縫い付けて。

ホッカイロ50個、足ホッカイロ30個を日本からもちこみ、防寒対策もバッチリなのです☆