2008年1月10日木曜日

London紀行2:ひたすらウォーキン編

---1月2日---
ホテルの味気ない朝食を終えて8:00出発。
今日はロンドンを満喫するぞ〜と気合い充分。
なんといってもロンドンにきた1番の目的は絵の資料にする風景写真を撮りまくること!観光地より何気ないロンドンの風景をたくさん撮ろうと考え、まず手始めにホテルから歩いてチェルシー地区をウロウロ。まだ薄暗い住宅地をウロついて写真をパシャパシャしている日本人の姿はかなり怪しかったと思います。



カフェで休憩を挟んで、ロンドン最大の公園、ハイドパークを目指して歩きます。
まだ10時過ぎだったのであまり人はいませんでしたがちらほら犬の散歩をしている人がいました。
12:00まで公園を散歩したら、お次は映画「マイフェアレディ」の舞台としても知られ、賑わいの絶えない広場コベントガーデンを目指して歩きます。
かなり距離があるのですが、いい風景を撮り逃したくなくて、できるだけ地下鉄を使わないようにしました。たくさんのお店やカフェ、レストランがあり、あちこちに大道芸人さんたちがいてとても楽しい広場です。


じっくりコベントガーデンを堪能しても、まだ15:00だったので大好きな美術館、ナショナルギャラリーへ向かいます。
ここは世界最大級の絵画コレクションを所蔵していて、有名どころを挙げるとゴッホの「ひまわり」やモネの「睡蓮の池」、他にもボッティチェリやダ・ヴィンチ、マネ、ドガ、ルノアールなどの名画などがずらり。
でも、数ある名画を尻目に私がまっさきに向かったのはジョルジュ・スーラの「グランカンのオック岬」。私が点描画を描くきっかけとなった大切な1枚とついに再会しました。思えば10年近く前、この絵にここで出逢ったことで自分の運命は決まったかも・・・(少しおおげさだけど)


水曜日は夜9時までオープンしているので、ゆっくり絵画鑑賞してからギフトショップへ。そこにはなんと私が探しに探したポールシニャックの画集が!
シニャックはスーラと並んで点描画で有名な画家なのですが、どこにも彼の画集がなくて日本にはもうないんだな、と諦めていたのです。
さすが、ナショナルギャラリー、これを手に入れただけでもロンドンにきた甲斐があります。


あとTheo Van Rysselbergheという点描画家の画集をGET!
マニアックでなかなか手に入る代物ではありません。この画集がロンドンでの一番高い買い物でした。


もうひとつ自分に、ピーテル・ブリューゲルの絵のキャラクターのフィギアを購入。
日本でも販売していると聞いていたので迷ったのですが、次どこで会えるか分からないので思い切りました。
帰国して気付いたのですがこのフィギアどこか作りがおかしいと思いませんか?よ〜くよ〜く見てみてください。私も立体を作るときは気をつけないとな。日本のフィギアではあり得ないミス。海外ってほんとアバウトだな〜。結局この3点がロンドンで自分に買ったものたちです。

結局この日は地下鉄を使わずウォーキングの1日でした。普段こんなに歩くことがないので疲れました、そしてちょっと筋肉痛。


2 件のコメント:

  1. おかえりなさい&今年もよろしくです♪
    ロンドン旅行、充実していたようですね!
    ていうか、シニャックの画集には私も感動しました☆
    ず〜っと探してるって言ってらしたので
    本屋さんへ行くとチェックしてたりしてたのですが…
    ホント良かったですねぇ。

    フィギュアのミスは手の取り付け方が逆?ってことですか?
    私もNYの人たちのアバウトさが病み付きになってしまいましたよ。

    今年も良い作品が作れるとイイですね。


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  2. ★せらさん
    こちらこそ今年もどうぞよろしくお願いします。
    せらさん大正解☆
    自分で同じように手を置いてみると分かりやすいのですが、親指が上にきちゃいけないんですよね。
    日本人は細かすぎるのですかね・・・
    ロンドンで手に入れた画集は家宝ですっ。NYでのお話楽しみにしています。


    (※こちらのコメントは旧ブログから移行したため、表示された日付・時間は移行作業した時点のものになっています。)

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