2008年1月12日土曜日

ロンドン紀行4:あの映画の舞台へ編

---1月4日---
4日目に訪れたところは、意識してなかったのですが、ロンドンで撮影された映画のロケ地が何カ所もありました。
まず始めはノッティングヒルゲート駅から歩いて10分のポートベローマーケット。
銀製品や骨董品、日用雑貨、野菜&果物に古着まで、ぎっしり露店がひしめくロンドン最大のストリートマーケットです。
カンがいい方はもう気付いたかもしれません。そう、映画『ノッティングヒルの恋人』でも知られる地域がここです。
エルウ゛ィス・コステロのテーマ曲“SHE” が映画にピッタリはまってましたよね。
これを観てというわけではないですが、一時タレ目のヒュー・グラント大好きでした。


次に地下鉄を乗り継いでテムズ川の向こう岸、ロンドンブリッジ駅へ。
そこからタワーブリッジを通り越すと、すぐバトラーズワーフがあります。昔、波止場があった地区の巨大なスペースをコンラン卿が買い取り、おしゃれな複合施設に再開発したそうです。
バトラーズワーフからテムズ川沿いを散歩しながらロンドンブリッジ駅方面に戻ります。そこから見えるのが対岸にひときわ目をひく斬新なビル、30セント・メリー・アクス(通称:ガーキン)。
このビルは映画『マッチポイント』で高所恐怖症の主人公クリスが勤めるオフィスとして撮影されました。スカーレット・ヨハンソン色っぽすぎ。トロンとした目とぽってりした唇にあのハスキーボイス、反則です。


ロンドンブリッジからテムズ川の上流側に少し歩くと13世紀から続く庶民的な食品市場バラ・マーケットがあります。
その場でハンバーガーやスープなど作っていてあちこちでいい匂いがたちこめています。
私的にはポートベローよりバラの方が雰囲気が好きです。
映画『ブリジット・ジョーンズの日記』でブリジットが突如料理をはじめたとき買い出しにきたのがここ。決して美人ではないレニー・ゼルウィガーがなぜかとってもキュートでした。役によって全然表情が違ういい女優さんです。


そしてバラ・マーケットの脇の通りストーニーストリートは映画『ハリーポッターとアズカバンの囚人』でハリーがバスで連れていかれる「漏れ鍋」のシーンに出てきます。
このシリーズの映画は賢者の石、秘密の部屋、アズカバンの囚人までは面白いと思ったのですが、炎のゴブレット、不死鳥の騎士団はちょっとしんどくなってきたかな。次に期待。

それぞれのロケ地は、ここで撮ったと言われないと気付かないくらい、いわゆる普通のロンドンの街にとけ込んでいるマーケットだったりストリートだったりします。その風景をストーリーと絡め、いろんなギミックを駆使して、いかにドラマチックで独特の世界を作り上げるか。絵の資料にする風景写真を撮りながらひとりそんなことを考えていました。勉強になるなぁ・・・。

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