2010年3月8日月曜日

『いつか、また』

実家の愛猫ユキがとうとう逝ってしまいました。
3月5日15時過ぎ。
だいぶ年老いて、弱っていたので、心構えはできていたのですが。

安らかにユキが死んでから、東京ではずっと雨。
まるで戸村家の涙・涙・涙。

今度帰省するときまで、もちこたえて欲しいね、と姉と話していたのですが。
でも、何年も前から実家に帰省する度、もしかしたらこれが最期かも、との覚悟をことごとく裏切り、元気な姿を今まで見せてくれたことに感謝。

アンディの「今日はユキちゃんが会いにくるかもしれないからドアを開けておこう」の提案に、悲しみにくれつつも、そんな律儀な猫じゃないけどなぁ、と思いながら寝ると、ほんの一瞬、ササッと歩く後ろ姿が、短い短い夢に出てきました。彼女らしい登場。

姉の方には当日の朝方、リモコンのないテレビが点いたり消えたりする不思議な現象が。

何か伝えにきてくれたのかしら。


「シャーッ!」が挨拶のユキ。

私の青春時代、常に、体に無数の傷をつけてくれたユキ。

子猫を連れて帰ると、嫌がらせに布団にウンチをしてくれたユキ。

苦節十数年、とうとう庭より外の脱出に成功し、数日探し回っても見つからず、「死に場所求めて、おらんなったんやね・・・」とあきらめていたところ、ご近所の屋根で硬直しているところを発見され、みんなをズッコケさせたユキ。

白猫なのに、頭のてっぺんに黒い毛が数本生えているのが気に入らず、父にピンセットで抜かれていたユキ。(ゴメン。)

私や姉が実家に連絡する度、母に捕まり無理矢理、電話口で「ニャ・ヤィィ・・グィッ・ギィ〜・・※△☆◯※?☆〜」と声を出さされたユキ。(ゴメン。)


享年18歳、よく生きてくれました。

高飛車ユキちゃんに乾杯。

100万回のkissとhug・・・は絶対嫌がられるから、無限大の愛を込めて、

いつか、また!
(ちょっと会わないだけで「どなた様?」だから、そのときはこっちから見つけるわ。)

画像:白いバラを1本。合掌。

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