2009年9月3日木曜日

小笠原紀行5:感動のダイビング篇

---8月19日---
晴れたーっっ!!今日はいよいよダイビングデビュー☆しっかり酔い止め飲んで「エスコート」さんの船でダイビングポイント を目指します。

まずは船につかまって練習。レギュレーターをくわえて耳抜きや、マスクに海水が入ったときのための練習。順調順調♪

ついに、潜水。ゆっく ゆっくりヒモをつたいながら潜っていきます。1〜2mおきに耳がツーンとなって耳抜き。海の中で息ができるのって不思議な感覚。最初は緊張で少し息苦し かったけど、一緒に潜ってくれたインストラクターさんがボードにいろいろ書いて、話かけてくれたおかげで、リラックスできだんだん楽に呼吸できるようにな りました。

画像;ゆっくりヒモをつたって海底まで辿りついたところ。まわりの魚わかりますか?

落ち着いてあたりを見回すと……きっれーーーい………!!!
美しすぎる光景にしばし魅入ってしまいます。濁りのないブルーの中でキラキラした色鮮やかな魚たちがゆ〜ったり泳いでいます。いやいやニモの世界ってほんとにあるんですね〜。

画像;ゆっくり遊泳。こんな世界があったんだ!と感激しきり。

25分くらい潜って、船に上がったときは感無量。体験ダイビングは基本1日1本しかやらないそうですが、あまりに感動していたからか、もう1本潜らせてく れるこに!

次のポイントは、小さな主役「アケボノハゼ」のすみかがあります☆通常海面から30〜40mのところに住んでいるのだそう。でも体験ダイビング で潜れるのは13mくらいまで。ではなぜアケボノハゼくんを拝めたのでしょう。

どうやら勘違いして(?)1匹だけこの場所に住みついてしまったらしいので す。だから体験でアケボノハゼを見れるのはとっても貴重とのこと。と言っても、わたしにとって見る魚すべて珍しいのですが。

画像;「アケボノハゼ」。小指サイズです。

ひととおり楽しんだところで、少し遠くまで泳いでいくと珊瑚も魚も何もない不思議な空間へ。まるで海の中の砂漠、いやいや・・・、そう、宇宙。

フィンを脱 いで歩いてみることに。重力がなくなったみたいでうまく歩けないけどおもしろい!実際NASAでも同じような訓練があるそうです。まさに気分は宇宙飛行士 ☆今ハマって読んでいる漫画「宇宙兄弟」を思い出しました。

画像;ちょっと疲れてでっかい珊瑚の上で休憩中。

2本目は35分くらい潜らせてもらい、もうお腹いっぱい、と思っていたら、次は小笠原のビューポイント南島に上陸してくれることに♪観光客の踏み痕による 自然破壊が問題となり、今は一日100人しか上陸できず、自然保全のため1年に3ヶ月ほど立ち入り禁止期間があるほど。

狭い洞窟のトンネルは船では通れな いので泳いで抜けます。入り口からして神秘的ではないですか。まさに「紅の豚」だわ。その先には美しい島の光景が。これまた別世界。しばらくそこでブラブラ散歩しながらキレイな南島の風景を堪能します。

画像;南島。矢印のところから入ってきました。

そこで砂浜に埋もれる海亀の赤ちゃんの死骸発見。この島で孵化したけれど、海まで辿り着けなかったよう。かわいそうに。子亀を囲んでしんみり。みんなで海に帰してあげました。

画像;海亀赤ちゃんの亡骸。まわりの白いのは大昔に絶滅したマイマイの化石なのだとか。

とにもかくにも充実の一日。夜姉の友達のバーでお酒を飲んだらよっぽど疲れていたのか一口でフラフラに。夜空もまわり、日付もまわり、お酒もまわり・・・♪と名曲を口づさみつつ6日目終了。

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