2008年2月8日金曜日

愛媛のゆばぁばに愛をこめて

母より、祖母の趣味である短歌の作品集(52ページもの!!)を100部作れとの依頼があり、ただいま奮闘中です。
母方のばあちゃんはゆばぁばみたいに豪快です。(キラキラした宝石はつけてないですけどね。)
私の大好きな優しいばぁちゃんです。


電話をすると「おぉ、なお(私)か、元気か?ばぁちゃんは元気ぞ、また帰ってこいや、じゃあなガチャ」と一方的に切ってしまうところもおちゃめです。


そんなばぁちゃんに短歌を詠んだり文章を書く趣味があったのを今まで知らなかったので編集をしながらじっくりみてみると、これがなかなかいいのです。いろいろ入賞しているみたいだし。


レ・ミゼラブルのユーゴを短歌に詠んだりもして、イキだね、ばぁちゃん。
母にきくとばぁちゃんは文学少女だったらしい。意外です。まんまるの体に農作業着を着てモコモコ歩く姿からは想像できない。


では作品集から私のお気に入りを紹介します。

カラフルな布団の模様家々に
   干されて梅雨の中休み今日

ひざの上敗北の猫と語りおる
   明日は勝てと媼抱きしめ

画像は表紙の装幀に描いたお花。
椿です、多分。
ばぁちゃん喜んでくれると嬉しいなぁ。

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