私の映画レビュー 2008・夏

こんにちは。
10月になり、肌寒くなってきましたね。
私は苦手な夏がやっと去ってくれて、だいすきな冬の訪れを感じるこの季節は少しウキウキです。今年の夏は、映画をたくさんみたので(大半がDVDですが)、7・8・9月に観た映画ランキングをお送りします。もちろん個人的好みもおおいに反映されておりますのであしからず。5ポイントを満点にポイントづけしております。

ではでは、まいりましょ〜う！　じゃかじゃ〜ん☆

『デイウォッチ』 4.3pt《SF/ファンタジー》
ベストセラー小説三部作の第2章の映画化。よくわからないうちにひきこまれてました。とにかく映像がワンダフル。スタイリッシュで迫力があって美しい。ロシアらしくダークな感じがまた良いです。同監督ハリウッド進出作品のウォンテッド見たい！、というか、まず第一章のナイトウォッチみなくてはっ。

『舞妓Haaaan!!!』 4.3 pt 《コメディ》
かなり笑えました。さすがクドカン、ツボおさえてます。今まで見た、彼が手がけた脚本の中で(それほど見ているわけではないですけど)一番好きかも。阿部サダヲ好きになりました。

『パプリカ』 4.3 pt《アニメ》
大好きな今監督のアニメ映画。何回も観た作品なのでランキングにいれるのはちょっとズルいかな。今監督の作品の中でダントツ1位です。独特の世界観、キャラクター、ストーリー、色、音、テンポ、全て好きです。

『崖の上のポニョ』3.8 pt《アニメ》
映画館でみてきました。海の表現が素晴らしかったです。水の音に癒されました。長さもちょうど良いのではないかと思います。絵コンテ集もゲット。アンディはなぜか「♪ポ〜ニョポ〜ニョポニョうさぎの目〜」と覚えて歌っています。シュールです。

『アース』 3.5 pt《ドキュメント》
みたことある映像だな、と思ったら以前NHKの特番でやっていた“プラネットアース”を再編集して作られたものなのですね。ホッキョクグマのくだりはほんとに切ない。地球の素晴らしさと厳しさ、それを取り巻く人間が引き起こした環境問題を改めて考えさせられます。同スタッフが手がけた「DEEP BLUE」ほどの衝撃はありませんでしたが、迫力満点の映像に満足の1本です。変な格好して変なダンスをおどる鳥がお気に入り。

『恋愛睡眠のすすめ』 3.2 pt《恋愛》
現実と幻想、どっちがどっちでどっちがどっち？主人公のダメさ加減がいとおしい。好きな女の子の部屋に忍び込んで見つかったとき、思わずとった彼の行動に大爆笑。夢の世界は手作り感あふれていて、とてもかわらしくトキメキます。クレイジーだけど心地よく切ない。エターナルサンシャインの監督だったのですね。

『ディスタービア』 3 pt《スリラー/サスペンス》
ベタな展開にもハラハラドキドキ。『トランスフォーマー』や『イーグルアイ』にも主演しているシャイア・ラブーフ君、いい顔してます。それにしてもアメリカ人はホームパーティー好きですね。

『バンテージポイント』 3 pt《アクション》
1つの事件を8人の視点から映すことで全容を明らかにする表現の手法は斬新でおもしろいと思ったのですが、同じシーンを何度も見るのがちょっとめんどくさかったかも。

『ライラの冒険 黄金の羅針盤』 3 pt《ファンタジー》
世界観がイマイチ分かりづらかったですが、さすがに映像はすごかったです。私のダイモンはなんだろぅな〜。上野動物園で、その存在を初めて知った“ハダカデバネズミ”だけは嫌やな〜。

『クローバーフィールド/HAKAISHA』 3 pt《SF/ファンタジー》
まさしくパニックムービー。ブレアウィッチ風カメラワーク？で臨場感ある映像にひきこまれました。ハンディカメラではあり得ない高画質と撮影のうまさではありますが。この手の作品で一番怖かったのがジャパニーズホラー『呪い』（笑）。これマジです。誰か見てみて！

『PERFECT BLUE』 3 pt《アニメ》
1998年に制作された今監督の作品。ショッキングなシーンがいくつかありますが、アニメでサイコホラーっていうのも新鮮で楽しめました。原作も読んでみたい。

『インベージョン』 3 pt《SF》
傑作古典SF「盗まれた街」を映画化したSFサスペンス。ジワジワとくる恐怖。実際、身近な人が別人になってたらかなり怖いかも、っていうか気付くのか、私！？

『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』《ファンタジー》2.8 pt
以前映画館で観たのを、今回もう一度DVDで見直しました。いろんな要素をてんこもりにしすぎていて、原作を読んでいない私には付いていきづらくなってきました。

『ジャンパー』 2.8 pt《SF/ファンタジー》
私がジャンパーでもピラミッドの上で日光浴はしないなぁ。多分、いや絶対、一歩も歩かないダメ人間になってしまうのだろう。

『ハンコック』 2.8 pt《アクション》
友人からチケットをいただいて映画館でみてきました。(SANAEさんありがとう！)冒頭の部分、ハンコックが普通に、ヨレヨレの服で空をとんでいるのが滑稽で笑ってしまいました。後半ちょっとストーリーが強引だった気もしますが、楽しめました。

『アイ アム レジェンド』 2.8 pt《SF/ファンタジー》
ハンコックと比べてウィルスミスの痩せっぷりにびっくり。俳優の役作りも大変だなぁ。相棒の犬のサムがホントに良い子！気に入らないことがあると布団の上にトイレをする実家のユキ(白猫)とは大違いです。

『アニー・リーボヴィッツ　レンズの向こうの人生』 2.8 pt《ドキュメント》
ドキュメンタリーとしてはちょっと物足りないですが、彼女の素晴らしい作品を丁寧な解説つきで見れると思うとお得です。ウーピー・ゴールドバーグの写真に大爆笑！ありなのか？この作品だけ意図が違うような…(笑)。確かにインパクトはあったけど。

『ヒーロー』 2.5 pt《ドラマ》
パッケージのキムタクの顔、加工しすぎですよね。なんか歌舞伎役者のよう。ふつうのがかっこいいのに。

『NARA：奈良美智と旅の記録』 2.5 pt《ドキュメント》
絵のタッチが以前より深く、優しくなったのは、いろんな人や仲間に出会ったからなのですね。
それとは別に作品の見せ方、展示方はとても大切だな、と思わされた1本。

『フローズンタイム』 2 pt《恋愛》
テー マも好みだし、物語の導入部が面白かったし、ロンドンのスーパーマーケット、“センズベリー”が物語の舞台だったので期待したのですが・・・。もともと 20分程の作品を102分に引き延ばして製作されたらしく、オリジナル版だといいのかも。仕方ないことですが、ボカシが入りまくりなのも醒めます。

『紀元前1万年』2 pt《アドベンチャー》
う〜ん、う〜ん、ヒロインの一番小さいときがかわいかった！(タロウさん、ゴメン！)

『ナショナルトレジャー』 2 pt《アドベンチャー》
おまけについてきたドラマ、クリミナルマインド第一話の方が面白かったりして…。

『空のむこう、約束の場所』 2 pt《アニメ》
新 海誠監督のアニメ映画。作品の善し悪しは別にしてこの監督の映画に出てくるヒロインってお友達になれないタイプ(汗)。ところどころでイラっとしてしまう 性格悪い私。男性の理想なんでしょうね。主人公2人の少年もヒロインに恋心を抱いているので、基本的に誰にも感情移入できず。内容は面白いと思 います。

『ほしのこえ』 2 pt 《アニメ》
こちらの映画は新海監督が自主制作し、「CGカーニバル2002」で注目を集めた作品なのだそう。たったひとりで映画製作！すごいですねぇ。

以上、私の7・8・9月映画ランキングでした〜。(長かった・・・)